2018.3.15 発売
NARP-8014 ¥1,650 (税込)
¥1,500 (税別)

ゼツメツキグシュノオト|春畑セロリ(作曲) & 音の台所(絵・文)

【曲目】
<1-18 朗読とピアノ > <19-36 ピアノ >
1. 19. リュウキュウコノハズク - エコー
2. 20. リュウキュウアカショウビン - ポルタメント
3. 21. エゾナキウサギ - ポコ・ア・ポコ
4. 22. ラッコ - タイ
5. 23. アオウミガメ - フェルマータ
6. 24. アマミノクロウサギ - クレッシェンド
7. 25. イリオモテヤマネコ - ソット・ヴォーチェ
8. 26. ヤンバルクイナ - スタッカート
9. 27. ナゴラン - トリル
10. 28. リュウキュウウラボシシジミ - ピアニッシモ
11. 29. サンゴ礁 - デクレッシェンド
12. 30. ライチョウ - パウゼ
13. 31. ニホンリス - ヴィヴァーチェ
14. 32. ホッキョクグマ - ラルゴ
15. 33. クマゲラ - レッジェーロ
16. 34. ニホンモモンガ - グリッサンド
17. 35. チーター - プレスト
18. 36. カカポ - コモド

【演奏者】内藤晃(ピアノ 1-36)、音の台所(朗読 1-18)

【録音】2017年12月21日 岩舟文化会館コスモスホール
    2017年11月10日 フリーキックスタジオ


「ゼツメツキグシュノオト」は動物たちの素っ頓狂で可愛い日常に想いを馳せた絵と音楽のコラボレーション。絵と文を(このCDでは朗読も)を音の台所(茂木淳子)、作曲を春畑セロリ、ピアノを内藤晃が担当。音符がまるで動物たちの一挙手一投足のようにピアノからこぼれ出し、踊り出し、舞い上がります。

リュウキュウコノハズクの鳴き交わしは「エコー」に聞こえ、リュウキュウアカショウビンは「ポルタメント」で歌うのです。アマミノクロウサギの子育て、ラッコが手をつないで眠る習性、そこには生き残る戦略があり、音楽の技法や表現とつながるポイントもありました。

●春畑セロリ(作曲):作曲家。東京藝術大学卒。鎌倉生まれ、横浜育ち。 舞台、映像、イベント、出版のための音楽制作、作編曲、演奏、執筆、音楽プロデュースなどで活動中。さすらいのお気楽者。 主な著作に、ピアノ曲集「ポポリラ・ポポトリンカの約束」「ぶらぶ〜らの地図」(全音楽譜出版社、CDは日本コロムビア)、「オヤツ探険隊」「空をさわりたい」「できるかな ひけるかなシリーズ(全7冊)」「連弾パーティー・シリーズ(全5冊)」「きまぐれんだんシリーズ(全6冊)(以上、音楽之友社)、こどものためのピアノ曲集「ひなげし通りのピム」(カワイ出版)、「ちびっこ・あんさんぶるシリーズ」「連弾ア・ラ・カルト」「連弾ミュージアム」(以上、ヤマハミュージックメディア)、児童合唱曲「キャプテン・ロンリーハート」「雨の樹のドラゴン」(教育芸術社)。書籍「白菜教授のミッドナイト音楽大学」(あおぞら音楽社)「ピアノのお悩み解決クリニック(全6巻)」(ヤマハミュージックメディア)などがある。 http://www.trigo.co.jp/celeri/

内藤 晃(ピアノ):東京外国語大学卒業。桐朋学園大学指揮教室、ヤルヴィ・アカデミー(エストニア)などで指揮の研鑽を積む。デビューCD「Primavera」がレコード芸術特選盤に選出、「作品の内面と一体化した純粋な表現」と評価される。
ピアニスト・指揮者・作編曲家として多彩な活動を展開、協奏曲弾き振りも行う。主宰ユニット「おんがくしつトリオ」では教育楽器によるエキサイティングなアレンジが話題となり、全国的に公演を行う。月刊音楽現代に「名曲の向こう側」を連載するほか、ライナーノート執筆なども数多く手がけ、監訳書にC.ローゼン著「ベートーヴェンを“読む”」、校訂楽譜に「ジョン・アイアランド ピアノ曲集」などがある。一流ソリストや作曲家の信頼も厚く、録音作品も多い。2014年、全日本ピアノ指導者協会より新人指導者賞受賞。
ピアノを城田英子、広瀬宣行、川上昌裕、V.トイフルマイヤーの各氏らに、指揮を紙谷一衛、L.グリン、曽我大介の各氏に師事。
www.akira-naito.com

●音の台所=茂木淳子(文・朗読、絵):コンサートやエデュケーション・プログラムの企画制作をするかたわら、「音の台所」のペンネームでイラストを描きはじめる。 音楽雑誌「ムジカノーヴァ」(音楽之友社)に「ブルクミュラー鳥ノオト」(イラスト・文)を2010年5月から2012年6月まで連載。 2012年よりブルクミュラー25の練習曲や童話による「ピアノと語りでつづる音楽紙芝居」を制作し、構成・イラストとともに、上演時には語りも行ない、東京を中心に発表している。これまでに「月夜のナイチンゲール」(2012)、「幸福な王子」(2013)、「金の魚」(2014)、「お菓子の家」「火打ち箱」(2015)、「オツベルと象」「すてきなとりかえっこ」(2016)などを初演し、再演を重ねている。 2016年1月から2017年6月まで、音楽之友社ホームページで「ゼツメツキグシュノオト」(作曲:春畑セロリ 絵:音の台所)を連載。 2013年より沖縄県那覇市に在住。イラストや版画(リトグラフ)などの制作を行っている。



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